第87回 授業研究会の記録 2001年1月25日(金) 佃中学校


第87回授業研究会は、2002年1月25日に佃中学校で行われました。内容は長勝彦先生による講義です。英検の日程とも重なってしまった金曜日18時30分スタートというスケジュールでしたが、今回も約20名の参加を数え、活発な研究会になりました。

今回は、参加者の方達にお願いしたレポートの一部を紹介させていただきます。今回の長先生の講義に関連のある部分を抜粋させていただきました。

矢木美記子先生(文京10中)
英語教育の目指すところで、やはり英語を自分の言葉として、話すことができる。
つまりスピーキングがあると思うのですが、中学生の段階では今回取り上げて下さった、リーディングに充分時間をかけてやることがとても大切だと思います。
教科書を読めずして、次に進むことは不可能です。しかも色々な方法で呼んでいく、知らないうちに沢山読んでいたという方法がとても有効だと思いました。
永松朋美先生(橋区立高島第二中)
 私にとっては初めてうかがうお話でしたので、感激でした。「スキットの段階的指導」でしたが、長先生のお話を聞いていると、「誰にでもできそう」に思えてしまうから不思議です。実際に紹介していただいた活動は、「派手な特別なこと」ではなく、すごく基本的なことで、でもすごく重要なことです。毎時間の授業の積み重ねの大切さを再確認し、工夫次第で時間を有効に使えることを知りました。
早速、「真似っこ」させていただきます。
 特に、・ラジオ放送劇のアイディアは素晴らしい!と思いました。モニターでの中継も面白いし、録音したテープを次のクラスで聴かせて、ついでに、教師も職員室や自宅でもう一回聞くことを兼ねちゃう、というのは、なんて、無駄のない方法だろうとビックリしました。ついつい、録音、録画したテープを、後でじっくり聴き直そうと思いながら、おっくうになってしまって、時間が過ぎてしまうこともありましたが、これで、その大変さも解消されそうです。
 新出単語は、私本人も生徒も不安で、つい日本語を対比させてしまっていましたが、敢えて日本語の意味を確認しないという学習の仕方もあるのだなぁと感心しました。確かに今まで、1英単語に、1つの日本語とは、できないので、すごく難しいなぁと感じてはいました。でも、自分が中学生だった時を思い出すと、日本語と英語と対応させてセットで覚えてしまった記憶があって、しかもその方が覚えやすかったような気がしていました。ある程度学習してからは、新しい英単語を、日本語の対訳を必要とせずに覚えることができるようになったと思いますが・・・
 まだ学習を始めたばかりの生徒に対して、そのような指導が私自身にできるかどうかは自信はありませんが、挑戦してみようと思います。

 
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