第71回 授業研究会 1999年5月15日(土) 佃中学校


38名の参加者で再スタート


英語授業研究会は、38名の参加者を得て順調に再スタートを切りました。
当日は、少し雨もちらつきましたが、熱心な参加者の発言で、充実した2時間になりました。

参加者には、自己紹介と「今私の抱えている課題」という内容で、これからの取り組みの方向を提案してもらいましたが、非常に多くの、また多様な視点が示され、それだけでも貴重な研修会になったと言えます。

参加者には、都内公立中学校だけでなく、私立や国立の中・高校、そして大学で指導している先生方、神奈川県からの先生方、また、3名のNative Teacherや派遣会社、さらに大学で英語教授法を学んでいる学生(すぐに教育実習を行うそうです)など多彩な顔触れが集まりました。少しずつアプローチの角度は違いますが、「英語教育」という共通の舞台で、共通の問題意識を抱えて頑張っている方々です。

「自分の授業の見直しをぜひこの会で」という意欲的な提案もあり、次回の開催が楽しみなりました。

長先生には、みなさんの発言を聞いていただいた上で、「授業の基本的な考え方」について、講義していただきました。その中で、4名の先生方の研究授業のビデオから「最初の5分間で何をやるか」そしてその「5分間は」どう展開していくものかという視点で20分ほどビデオを見ました。それぞれに活躍されている実践者の授業でしたから充実した5分間であったのは言うまでもありませんが、こういう切り取り方をして授業の分析を行う手法そのものが新鮮で、授業の全体像の中のどの部分に当たるか、まるでパズルを組み立てていくようなスリルも感じられました。

(資料) 授業の構成についての考え方 指導:長 勝彦先生
これは長先生が、現在所属している日本女子大学文学部英文科(3年生教科教育)の授業で4時間にわたって指導に使われた資料です。


終了後には、東京駅へ移動して懇親会。こちらも盛り上がった会になりました。第71回の授業研究会に参加されたみなさん、お手伝いいただいたみなさん、ありがとうございました。次回またお会いしましょう。(記録:杉本 薫)


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